春にかかる感染症があります。
花粉症と新型コロナにばかり注力してしまって、他の病気への対策を疎かにしないようにしましょう。
はしか(麻疹)
発熱、鼻水、くしゃみなど、風邪と似た症状を発症します。子供がかかりやすい病気と思われがちですが、近年では成人の感染者が増えています。
全身に発疹が出てきたらはしか(麻疹)です。
ふうしん(風疹)
「三日ばしか」とも呼ばれるもので、大人になってからかかると発熱や発疹だけでなく、関節痛がひどくなったりします。インフルエンザとも違うので注意が必要ですね。
おたふく風邪(流行性耳下腺炎)
耳やあご、頬の後ろあたりに腫れの症状がでます。腫れの痛みは強く出ることもあるので注意が必要です。ただ、感染力は弱めなので、一度かかっていれば問題ありません。
以上3つの病気は大人がかかると重症化しやすいものなので、注意しておきましょう。
日照時間が長くなりますが、朝晩の寒暖差が大きい時期です。また、気圧の変化も激しくなります。さらに、年度末なので生活環境も大きく変化することでしょう。
なので、いつも以上に食事、睡眠、軽い運動などに気を使い、ストレスを溜めないように生活することが、これらの感染症対策に有効です。