血中酸素濃度計と言われるパルスオキシメーターという物があります。
これ、最近注目度が上がっています。小さくて手軽な健康チェック器具です。
身体が低酸素状態になると、苦しいよりも気持ちが良いという気分が大きくなって、病気の症状が悪化しているのに気が付かず、重症化してしまうというケースがあるそうです。
これは、「ハッピーハイポキシア」(幸せな低酸素症)と呼ばれています。
最近はコロナで軽症と診断されていたにもかかわらず、自宅療養中に重症化するケースもあるようです。
気をつけたいですね。
このパルスオキシメーターは外出先でも活躍します。
ぜんそく持ちの人が、病院に行こうとしたら向かう途中で発作が発生。しかし、事前に血中酸素濃度が低いと分かっていたため、早く気づいて処置できたため大事にならずに済んだというケースがあったりします。
また、登山中の人が酸素飽和度を測ったら低い数値がでたそうです。念の為に下山したところ高山病にならずにすんだというケースもあります。
ですので、自分が低酸素状態じゃないか、ハッピーハイポキシアにかかっていないかを知るため、役に立つんじゃないかと思います。
病気の重症化は避けたいです。